第一部:キャラ紹介 魔界側
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MAIN CHARACTER


Natorp Adams

ナトルプ・アダムス

Lua Livius David

ルア・リヴィウス・ダヴィット

Dira

ディラ
ナトルプ(♂:?:魔族)
強大な魔力と冷酷さに誰もが畏怖する魔界デルブランカの最高権力者。五年前に自ら軍にスカウトしたルアを側に従え、また軍の全てをルアに委ねている。まだまだ謎が多い人物。
ルア(♂:10歳:風の妖魔)
魔界軍最高幹部総司令官。風を自在に操った戦闘や情報収集が得意。大人びているがその年齢故に軍の者からは反発されることが多い。何故かラテロのことをよく気にかけている。
ディラ(♂:27歳:神界人)
元神界軍に属していたリーの従者。数年前から神界を裏切っており、現在はルア直属の部下。ルアに気に入られているが、不可解な行動も多い。

羅 鶴

ラカク

都古 N Satie

ミヤコ・N・サティ

Eusia Poa

ユーシア・ポア
ラカク(♂:24歳:魔族)
最高幹部の一人。ルアのことを快く思っておらず、度々敵対し口論になる。厳格で真面目な性格は時折融通が利かないが、能力の高さは誰も認める実力者。
ミヤコ(♂:?:天界人/堕)
かつて神を裏切った堕天使で、その罪科として赤い翼を持つ。他種族部隊の隊長。穏やかな性格で、幹部の中では誰とでも良好な関係を築いている。
ユーシア(♀:18歳:雷の妖魔)
軍の中ではまだまだ若いが、高い能力と統率力、その美貌ゆえ部下からの信頼は厚く人気がある。羅鶴以上にルアのことを毛嫌いしている。

Clive Adams

クライヴ・アダムス
クライヴ(♂:30歳:魔族)
ナトルプの息子。現魔王だが実権はほぼ父にあるため、自ら命令したり作戦に関わることは少ない。最高幹部の総括役で部下達のことを見守る温和主義者だが、時折見せる眼差しは鋭く冷たい。

SUB CHARACTER


Jevons Galton

ジェヴォンズ・ゴールトン

Tio More Chrie

ティオ・モア・キュリー

音 羽

オトハ
ジェヴォンズ・ゴールトン
(♂:?:180cm:魔族)
最高幹部副司令官。軍部が設立された頃からの古株で、ナトルプとの付き合いは誰よりも長い。元老院にも顔が利き最高幹部との架け橋のような存在。
ティオ・モア・キュリー
(♀:21歳:172cm:吸血鬼)
若くも軍の頭脳と謳われる知将。曲者揃いの最高幹部の中では比較的常識人。元老院に父親がいるため、ジェヴォンズと行動を共にすることが多い。
オトハ(♀:15歳:156cm:魔族)
絶滅寸前の純血種悪魔の姫君。軍事にはほとんど無関心で、会議の時も自由気ままに過ごしている。歳が近いのでルアとは仲が良いが、ユーシアのことはあまり好きではない。

Noel Lyll

ノエル・ライル

零 樹

レイジュ

Jewelia Qoo

ジュエリア・クー
ノエル・ライル
(♂:?:176cm:魔族)
アダムス一族に忠義を尽くしているが、お気楽でサボリ癖があるためあまり作戦には参加しない。気さくな仲間思いで、羅鶴のことも可愛がっている。狐の半妖で、以前は人間界にいたこともある。
レイジュ(♂:?:160cm:魔族)
外見年齢は15歳だが、300年以上生きている樹の妖魔。口数が少なく、会議中はずっとメモ用紙に絵にも見えない落書きをしている。ノエルは幼い頃に出会ってからずっと気の置けない相手で、親兄弟のように思っている。
ジュエリア・クー
(♂:27歳:185cm:魔族)
癖が強い同僚達を直視したくないためダテ眼鏡をかけている。ルアに選ばれ最高幹部になったものの、その理由は本人もよくわかっていない。石に関係する力を持っているらしい…。

Lioress

リオレス

Litoress

リトレス

Kelt Quidde

ケルト・クヴィッデ
リオレス
(♀:18歳:165cm:魔族)
通称リオ。猫の半妖であり、ナイトメア。リトと共に人間界で野良猫のような暮らしをしていたが、当時入隊したばかりのルアに拾われた。部下というよりはペットのような扱いだが、お互いをとても大事に想っている。
リトレス
(♂:18歳:180cm:魔族)
通称リト。リオの双子の弟。ルアのことを心から慕っていて、ディラがいない間はほとんどルアの側にいる。リオと共に猫姿でルアの寝室で過ごすことが多く、寝台にもよく潜り込む。温和に見えて人の好き嫌いが激しい。
ケルト・クヴィッデ
(♂:15歳:165cm:魔族)
ルアの直属部下で気の許せる友人でもある。ユーシアと同じ施設で育った義理の弟だが、二人の板挟みになることもなく自らの意思でルアに従っている。また、ノエルのことも慕っている。魔界では珍しい光の性質を持つ灯の悪魔。

Natorp Adams


名前  :ナトルプ・アダムス
性別  :男
年齢  :少なくとも三千年以上
誕生日 :6/12
血液型 :O

種族  :魔族
属性  :破壊と創造
魔法  :闇魔法・妖力

身長  :185cm
髪   :オリエンタルブルー
瞳   :フランボワーズ
利き腕 :右利き

一人称 :私

神々に対抗する存在として主となる象徴であり、魔界の全てを治め発展させてきた最高権力者。
最高神であるグロティウス一族に匹敵する強大な力を持ち、冷酷無残で人の闇そのもののような存在に誰もが畏怖の念を抱く。
しかしその存在に惹きつけられ心酔する者は数多く、魔族以外からも彼に取り入ろうとする者は後を絶たない。
中でも所持している魔界軍デルブランカは精強な兵力を有し、様々な世界から恐れられている。
全ての世界を手中に収めんとし、その先駆けとして神界を崩壊に導いた。計画は三千年以上前から準備されてきたものらしい。

本心が全く見えず、その本性や過去を知る者はほとんどいない。非情で狡猾であり、実の息子ですら駒のように扱う。
ほとんど人前には姿を現さず、今では拝謁できるのはほんの一握りであり、近年では"魔王"という立場すら息子に譲った。
そのきっかけとなったのが五年前に自ら軍にスカウトしたルアの存在で、軍の全権を任せるほど特別に目を掛けている。

魔族と神界人だけが持つヴァラヴェル(魂の棺)の研究や収集に熱心で、神界侵攻の目的の一つがそれである。
メリウスとは旧知の間柄であるらしく、過去に深い因縁を持つ。
神界と魔界の争いの始まりはこの二人が原因ではないかと影で囁かれているが、恐れから口に出すものはほとんどいない。

十の天紋 第一部

Lua Livius David


名前  :ルア・リヴィウス・ダヴィット
性別  :男
年齢  :10歳
誕生日 :7/21
血液型 :A

種族  :魔族(妖魔)
属性  :風
魔法  :闇魔法・妖力

身長  :140cm
髪   :アイボリー
瞳   :エメラルド
利き腕 :両利き

一人称 :僕

最年少にして魔界軍デルブランカ最高幹部の総司令官。幼いながらも魔界ではアダムス一族に次ぐ強大な魔力を持つ。
その年齢故に軍の者からはあまり好かれていないが、力関係で成り立つ組織なので反発の声も一蹴している。
ナトルプからは右腕として厚く信頼されており、彼の計画を実行する主導者として自ら動くことも多い。

佳容で大人びているが、憎めない無邪気な一面を垣間見せることもあり、一部の部下からは慕われている。
しかし時折子供とは思えないほど冷酷な表情を見せ、残忍に嗤い、時には平然と無慈悲な命令を下す。
風そのものである身体はほとんどの攻撃を通さず受け流し、自身の能力を利用した広範囲での情報収集能力は非常に高く精密。
鋭く疾い風の刃は避ける術もなく全てを切り裂き、人間界では魔力を使うとしばらくの間天候すら変えてしまう。
また、天紋に似た紋章を所持しており、それには特別な力が宿っているらしくまだまだ底が知れない。

魔王の息子である魔界の王子スゥの世話をよく任されており、年下には優しく接する傾向が強い。
アダムス一族に忠誠的だが、一方で単独行動も多く、何故かラテロやフィロンのことを特別に気にかけ常に観察している。
ラテロと二人きりで会った際には魔力の扱い方を丁寧に教え、自身の元へ来るかと問いかけたり、
自ら天界に赴きフィロンを魔界に連れ去ったりなど、対立する立場にいながら二人を導くような行動を度々見せる。

十の天紋 第一部

Dira Eltria


名前  :ディラ・エルトリア
性別  :男
年齢  :27歳
誕生日 :4/25
血液型 :AB

種族  :神界人
属性  :守護
魔法  :光魔法・神力

身長  :178cm
髪   :紫紺
瞳   :青藍
利き腕 :右利き

一人称 :私(または俺)

リーの従者であり神界の軍隊に所属していた守護の神。神界崩壊の混乱で行方不明になっていた。
実は数年前から神界を裏切っていたことが判明。現在は魔界軍に身を置いており、度々セイたちを襲撃する。
ルア直属の部下であり、いつも側に付き従い身の回りの世話をしているが、得体の知れない子供だと内心恐れを抱いている。
ディラが神界を裏切った時期と、ルアがナトルプに連れられ入隊した時期はほぼ同じ時期である。
神界を裏切った際、三大神であり守護神の最高位であるセイの母を、裏切りの証明としてナトルプに引き渡した。
そのことで残りの三大神やグロティウス一族に従属する神々から強い怒りを買っている。

本来は神界王家に忠義を尽くし正義感が強い人物で、同等の身分であるラクトやソテロにとっても頼れる存在であったが、
神界の防御装置を破壊し神界を崩壊に導いた張本人であり、あげくリーにも剣を向け無情な言葉を吐き捨てる。

完全に寝返ったものと思われていたが、次第にルアの命令に背くような不可解な行動を繰り返すようになる。
後にセイに追い詰められ、観念したディラはついに怒り交じりに口を開く。自身の行動の全てはリーを守るためであり、
そもそも魔界軍による神界の侵略を許したのは、セイの祖父である最高神メリウスの計略であったという真実を告げる。
未来を見据え神界崩壊後の娘の身を案じた神界王は、メリウスの意思に背いて三大神を出し抜きディラを魔界に潜り込ませた。
しかし尊敬していた神界王や秘かに思慕を寄せていた王妃、同士である数多の神々が犠牲となり、従者である自分の役目を
"主人を裏切る"という形で奪われ矜持を傷つけられたことで、そのきっかけとなったグロティウス一族を強く憎んでいる。

十の天紋 第一部

羅鶴


名前  :ラカク
性別  :男
年齢  :24歳
誕生日 :12/4
血液型 :O

種族  :魔族
属性  :知
魔法  :闇魔法・妖力

身長  :175cm
髪   :紫黒
瞳   :キャラメル
利き腕 :右利き

一人称 :俺

魔界軍デルブランカ最高幹部の一人。幼い頃ナトルプに憧れ軍に入隊し、地道に努力を重ねてきた若き精鋭。
ルアが総司令官として着任した際に大幅な人事の再編制が行われ、最高幹部に任命される。
実力は認めているもののルア主導の体制を反対する立場であり、ナトルプの側近であることも納得していない。
その意向は周知の事実であり、本人に対しても遠慮が無い。その正直な潔さをルアは好意的に見ている。

厳格で真面目、頭が固くたまに空気が読めないところが難ではあるが、多くの仲間や部下に慕われている。
精神に干渉する能力に特化した悪魔で、幅広い攻撃の術を持っている。司令官の立場でありながら自ら戦場に赴くことも多い。
また、独自の研究施設を所有しており様々な実験を行っている。研究の成果はナトルプも一目置いている。
魔界の中心都市ヴィンブランカの更なる繁栄のために惜しみなく力を尽くしている。

ディラとは別部隊でセイたちを襲撃し、何故か楓鳶を執拗に狙っている。誰も知らないはずの楓鳶の過去を知っている様子。
烏龍茶が好きで会議の時に烏龍茶以外を用意されると少々機嫌が悪い。その際は都古やノエルにやんわりと窘められている。

十の天紋 第一部

都古 N Satie


名前  :ミヤコ・N・サティ
性別  :男
年齢  :1528歳 ※下二桁は外見年齢
誕生日 :1/8
血液型 :A

種族  :天界人(堕天使)
魔法  :光魔法

身長  :181cm
髪   :ピンクホワイト
瞳   :スカイブルー
翼   :
利き腕 :左利き

一人称 :私(たまに俺)

魔界軍デルブランカ最高幹部の一人で、軍では古株。かつて神を裏切った堕天使で、その罪科として赤い翼を持つ。
天界の王族だったが、13歳の頃神を裏切り天界から姿を消す。その後ナトルプに拾われ、ずっと魔界で生きてきた。
魔族以外の種族のみで構成されている他種族部隊隊長。高い実績を誇る部隊だが、魔族からは敬遠されることもある。
その事に関しては全く気にしていないが、同じく軍の者から腫れ物扱いされているルアのことを時折気にかけている。
最高幹部が集まる会議では、ルア対羅鶴・ユーシアの間を取り持つことが多い。

いつも穏やかな口調で笑顔を絶やさないが、実際には何を考えているのかわからず少し近寄りがたい。
その作られた仮象の裏に、グロティウス一族を始め、神々への激しい恨みを抱えている。
誰に対しても分け隔てなく接するが、その実誰にも深い関心を示さず、ナトルプの野望にすら興味がない。
本来天使にとって魔界の空気は毒であり、光魔法も力を発揮し辛いが、堕天使であるためその影響を受けない。

軍の先駆けとして自身の部隊を率いて異世界に侵攻することが多い。その際、常に誰かを捜している。

十の天紋 第一部

Eusia Poa


名前  :ユーシア・ポア
性別  :女
年齢  :18歳
誕生日 :7/28
血液型 :AB

種族  :魔族
属性  :雷
魔法  :闇魔法・妖力

身長  :170cm
髪   :バーガンディー
瞳   :ナイルブルー
利き腕 :右利き

一人称 :私

魔界軍デルブランカ最高幹部の一人。軍の中ではまだまだ若いが、アダムス一族に対する忠義は誰よりも厚い。
高い潜在能力を持ち、部下をまとめる統率力も随一。またその美貌ゆえ多くの者から慕われ、中には熱狂的なファンもいる。
羅鶴以上にルアを毛嫌いしており目も合わせたがらないが、ノエルや音羽に囃され結果的にいつも会話するはめになる。
他の者とは違いルアの立場を否定しているわけではなく、個人的な因縁のようなものがあるらしい。
ルアもそのことは承知で、笑顔で受け流す傍ら好意的な関心も寄せている。

ルアのことになると感情的になるが、普段は冷静で思慮深く、セイ達のことも今は手を出さず様子を見ている。
強い力を持った雷の妖魔だが、自ら動くことが少なくその実力は未知数である。
容姿端麗で気の強い性格である故に実年齢より上に見られがちなことを少し気にしている。一途で可愛らしい一面もある。

孤児で数年前まで軍とは無関係の場所で生きていたが、ある事件がきっかけで義弟と共に軍に引き取られる。
魔界では珍しい光の性質を持つ属性を持っているため、ナトルプにも気に入られている。

十の天紋 第一部

Clive Adams


名前  :クライヴ・アダムス
性別  :男
年齢  :30歳
誕生日 :4/20
血液型 :A

種族  :魔族
属性  :破壊と創造
魔法  :闇魔法・妖力

身長  :183cm
髪   :キャラメルブラウン
瞳   :フランボワーズ
利き腕 :右利き

一人称 :私

ナトルプの実の息子で"魔王"と呼ばれているが、実権はほぼ父にあるため自ら命令したり作戦に関わることは少ない。
最高幹部の総括役として部下達のことをただ見守っているだけで、魔族とは思えないほどの穏健派。
かと思いきや、時折見せる眼差しは鋭く冷たいもので、アダムス一族の血を色濃く感じさせる面もある。

幼い頃から父のナトルプや元老院に厳しく育てられ、その若さゆえ発言もほとんど許されず傀儡のように扱われている。
ナトルプがほとんど人前に姿を出さなくなった代わりに、表に顔を出す機会は多い。

母と妻は行方知れずで、普段は幼い息子スゥの世話をしている。息子と同じ年頃のルアを連れてよく三人で出かけている。
父に不信感を抱いているがそれを口に出すことはなく、生まれ持った強大な魔力を持て余している。
また、自身の奥に仄めく残虐性を懸念しており、常日頃から自分を戒めている。

十の天紋 第一部